図は人が何か対象物を見る様子である。グラフィック技術によるもの、つまり現物ではなく紙やディスプレにイメージングしたもの見る場合が中央のAB「表示」の部分である。メディアというのは現物の代わりに見るものを作っている。これは写真であっても印刷でもビデオでもいろんなメディアがある。 アナログの時代に現物の代理表現を作るには、まずカメラで撮ってフィルムを作り、フィルムをまたスキャンして印刷用の版を作るように、ABの間に2回行き来があり、なかなか思っているような表現にならなかった。フィルムでとり損ねた色はその後の工程ではでてこないからである。 ところでこのAB間が、静止画ではデジタルカメラで撮影してデジタル画像にしてイメージングをするようにデジタルデータで一貫して処理すると表現の向上にいろんな可能性がもたらされる。複数画像をキレイに合成するとか、シュミレーションして色を変えることは格段にやりやすくな