定番のお絵描き玩具「せんせい」の秘密に迫る連載も3回目。今回はいよいよ現在の主力商品「カラフルせんせい」と、最新の「2カラーせんせい」が登場する。区分けしたスクリーンに赤・青・黄・緑の磁性粉を封入し、制限つきながらカラー化を成し遂げたカラフルせんせい。そして黒ペンで書くと黒い筆跡が残り、赤ペンで書くと赤い筆跡が残るという、画期的な進化を果たした2カラーせんせい。長年の試行錯誤のなかでブレイクスルーを起こしたのは、やはり根本的に新しい技術を投入したふたつの商品だった。引き続きタカラトミーの石橋さんと門間さんに聞く。 史上初、2色を使い分けられる「2カラーせんせい」。この夏に発売された(4,179円) カラー化のために投入された新技術 石橋「カラフルせんせいは2000年の登場です。シリーズの主力商品としてかなり出ました。いまでもスタンダードな白黒より売れています。結局はスクリーンのブロックごと