米メーカーの車といえば大型のものが多い中で、カリフォルニア州サン・カルロスのスタートアップTELO(テロ)が現在開発を進めているのは小型のピックアップトラックだ。しかも現代のニーズに合わせて、二酸化炭素を排出しない電動車。 街中で路駐場所を簡単に探せそうなサイズ感で、加えてモジュール式の設計を採用している。用途に応じて5人乗りのトラックから、荷台を座席に変更して3列8人乗りにすることができ、開発元は「世界で最も効率的な電動トラック」とうたっている。 「クーパー」サイズの小型トラック TELOトラックは昨年発表された。ウェブサイトでTELOは、トヨタ自動車が北米で製造・販売するピックアップトラック「タコマ」の性能、テスラ車のような航続距離、そしてミニの「クーパー」ほどのサイズを合体させたものと説明している。 まず規格をみると、全長約386センチというのは確かにクーパーとほぼ同じだ。高さはクー