ミャンマーで栽培されるコメ(2018年5月1日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Thet AUNG 【5月24日 AFP】化石燃料の燃焼に起因する二酸化炭素(CO2)の増加に伴い、コメに含まれる一部のタンパク質とビタミンの量が減少するとの研究結果が23日、発表された。結果として数百万の人々が栄養失調の危機にさらされると、研究は警告している。 米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に掲載された論文によると、コメの栄養素量の変化は、コメが毎日の食事の大部分を占めている東南アジアで特に悲惨な結果を招く恐れがあるという。 論文の共同執筆者で、米ワシントン大学(University of Washington)のアダム・ドレブノフスキ(Adam Drewnowski)教授(疫学)は「地球温暖化、気候変動、そして特に温室効果ガスのCO2が食用植物の栄養素
![コメに温暖化の「壊滅的」影響、栄養価低下の恐れ 研究](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/49a1e4e9d4b971ecece109225320fafe742e5d32/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2Ff%2F1000x%2Fimg_cf68e33299e40fe04cf2ac0f927a8b03263008.jpg)