浦上 早苗 [経済ジャーナリスト/法政大学IM研究科兼任教員] Aug. 27, 2018, 10:30 AM ビジネス, テックニュース 112,508 中国最大の配車アプリ企業で、ソフトバンクと組んで日本進出を発表した滴滴出行(ディディチューシン)の運転手(27)が8月24日、乗客の女性(20)を殺害し、逮捕された。滴滴は5月にも運転手が乗客女性を殺害する事件を起こし、大きな批判を浴びたばかり。同じような凶悪事件が再び起き、今回はさまざまな方面から「滴滴は永久に業務を停止しろ」という怒りが起きている。 関連記事:中国配車サービス滴滴が日本上陸、タクシー業界にデジタル革命を起こすか? 3カ月で2件の殺人事件 現地メディアの報道や被害者の友人のSNS投稿によると、浙江省在住の趙さん(20)は24日午後、友人の誕生会に向かうために滴滴のライドシェアサービス「順風車」を利用。乗車して少し経って