大統領も読む保守紙を発行し、アメリカのSUSHIレストランの8割を供給する「統一教会」 日本人が知らない正体 「レーガン大統領が毎朝最初に読んでいた」 安倍晋三元首相が、山上徹也から銃撃され死亡した事件。山上は、犯行の動機として、旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合への恨みがあったと供述している。 日本人にとっては、「カルト教団」というイメージしかない統一教会だが、アメリカに行くと、全く違うイメージになる。違うイメージというのは、少し言い方がおかしいかもしれない。統一教会は、カルト的な新興宗教というイメージも持たれながらも、いくつかの他のイメージを持たれている。 1つは、「統一教会は、米国の伝統的な保守色の強い宗教」というイメージだ。 これは、アメリカの保守層(つまり共和党支持層)における認知度が極めて高い「ワシントン・タイムズ紙」が統一教会の資本で運営されていることからきている。このワ