スポーツの秋。全国の学校では、運動会(体育祭)が開催されている。 つい2、3年前まで運動会の時期になると私は、「また巨大組み体操で子どもがたくさんケガをする」と危機感をもち、情報発信に力を入れたものだった。だが、今日組み体操はそのあり方が見直され、安全志向が高まった。 と思っていたのだが、運動会の現状について事例を収集し、またデータを分析してみたところ、いまもいくつかの地域・学校で高層の組み方が披露されている。巨大組み体操問題は、けっして終わっていない。 ■スポーツ庁の通知と事故件数の減少拙稿「組み体操の事故35%減少 対策の成果と今後の課題」(2017年10月10日付) ※ヤフーニュース個人「リスク・リポート」より 2016年3月、組み体操における負傷事故の多発を受けて、スポーツ庁は「組体操等による事故の防止について」という通知を発出した。これにより全国一斉に、組み体操指導の見直しが進ん
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