オリンピック招致贈収賄疑惑についてはすでに大きく報道されているのですが、どうやって検索しても、日本のテレビ・新聞が、電通の子会社が関与している疑いがあると報道した記事が見つかりません。 本記事の末尾に原文で掲載したように、英ガーディアンが2016年5月11日、2020年の東京オリンピック・パラリンピック招致をめぐり、東京オリンピック招致委員会側から、国際オリンピック委員会(IOC)へ巨額の裏金が動いていたと報じました。 この疑惑の背景に浮上したのが、IOC委員を務めるラミーヌ・ディアク氏。彼は過去には1999年~2015年まで国際陸上競技連盟(IAAF)の第5代会長を務めた経験もあるスポーツ界に大きな影響のある人物です。 ラミーヌ・ディアク氏とツーショットをかます安倍総理。右後ろは岸田外相。 ガーディアンズの記事には、招致委員会側がディアク氏の息子パパ・マサッタ・ディアク氏のシンガポールの
■圧力もうまく使うなら 日本のある大学に通う3年生の学生は、ブラジルの軍事政権期について学ぶうちに、軍事政権にも見習うべき点があると考えるようになったという。「軍事政権というと、軍部が市民に圧力をかけるイメージだったけど、ブラジルの場合は逆に、それによって平和と安全がもたらされたといわれています。圧力もうまく使えば、治安の安定につなげられるのではないかと考えました」 ブラジルでは軍事クーデターが起きた1964年以降、軍部が政治の中枢を握った。しかし、70年代前半までに「ブラジルの奇跡」と呼ばれる高度経済成長を実現。軍部が反対勢力を抑え込んで資源開発など重要な国家主導型プログラムを推進し、治安を安定させたことで海外企業の進出や融資を呼び込めたとされる。軍部が民間からテクノクラート(高度な専門知識と政策能力を持つ技術官僚)を重用したことも大きいといわれる。 【もっと知りたい】 「独裁」という新
予告していたSFマガジン2019年2月号(12/25発売)百合特集の全貌を公開します。合計114ページ、2018年最大ボリュームの全力特集となりました。ジャンルの愛好者はもちろん、物語とキャラクターが好きなすべての方々に読んでいただきたい1冊。年越しは百合とSFで過ごしましょう。 ●表紙&巻頭イラスト <harmony/> 10th Anniversary シライシユウコ 2008年12月25日に刊行された、伊藤計劃『ハーモニー』の10周年記念イラスト。単行本版のカバーを担当したシライシユウコさんにより、作中の主人公・霧慧トァンと御冷ミァハの子供時代が表紙に、その13年後の再会が巻頭カラーで描かれる、2枚1組の記念イラストです。 ●特集小説 「キミノスケープ」宮澤伊織 『裏世界ピクニック』の著者にして「百合が俺を人間にしてくれた」の記事も話題を呼んだ宮澤さん。そこで語られた「不在の百合」が
最近ググると山のように出てくるアフィリエイトブログが邪魔くさくてで辟易してるって話をしたら、その手のブログをいかがでしたかブログといい、「“いかがでしたか”でマイナス検索するといい」と教えてもらって、次の元号を生き抜く知恵を身につけた。
今年、創刊50周年のマンガ誌「ビッグコミック」(小学館)の関係者に、名作誕生の裏側や同誌について聞く連載企画「ビッグに聞く」。第20回は、「AKIRA」などで知られるマンガ家で映画監督の大友克洋さんが登場。同誌への思い、転機、ファンが待ち望む新作について聞いた。 ◇ビッグはいつもビッグであってほしい 大友さんは「ビッグコミック」を創刊号から読んでいた。当時は13歳だったといい「創刊号はよく覚えてますよ。平とじ(背表紙がある製本)ですもん。来た!と思った。買って手に持つ喜びがあった。僕はいつだって新しいものを追っかけているので、マンガはこうなっていくんだなあと思った」と振り返る。 同誌について「マンガ家にとって、ハードルが高い雑誌はあっていいのよ。『ここにはなかなか描けないよ』っていうステータスね。誰でも描けるマンガ誌を作っちゃいけない。むしろ『ここに載るには100年早いわ!』と言ってていい
佐藤進一(1916~)。日本中世史の研究者である。饒舌ではないが、その篤実な仕事ぶりは良く知られる(その一例は、http://newclassic.jp/2072 )。書いた論文や著書は決して多くはない。「確実なことをできるかぎり少なく書く、という実証史家の道徳律*1」を体現している研究者である。 そのエッセンスがつまった『日本の中世国家』(岩波現代文庫、2007年、原本1983年)の「はしがき」に不穏な一節がある。 ところで、本書を成すに意外の年月を要した原因と責任の大半はもとより著者の浅識と疎懶に帰せられるけれども、ひとつには一九六八年以来の東大文学部闘争との関わりが、数年に及ぶ課題の放擲を余儀なくさせたからである。(…)そしてまた、あの年の春ゆくりなく出逢い、やがてわが心への重い問いかけとなってしまったあの闘争への、ささやかな関わりがなければ、本書はこのようなものにならなかったであろ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く