中央委員会議長 不破哲三 日本共産党の不破哲三議長が、7月18日の党創立81周年記念講演会でおこなった記念講演「党綱領の改定について。市民道徳について」の大要は、次のとおりです。 会場のみなさん、また、全国でCS通信をご覧のみなさん、こんばんは。日本共産党の不破哲三でございます(拍手)。今夜は、日本共産党の創立八十一周年の記念の集まりに、たくさんの方がおいでいただきまして、本当にありがとうございます。まず最初に、心からお礼申し上げます。(拍手) 私たちは、先月の六月、第七回中央委員会総会を開きました。これは、党綱領の改定案を決めるのが中心の仕事だったのですけれども、あわせて、たいへんつらい決定をおこなわなければなりませんでした。それは、筆坂秀世前参議院議員のセクハラ問題についての、罷免の決定でありました。 「つらい決定」といいますのは、何よりも、この発表が、全国の党員、後援会員、党支持者の