世界中のメデイアが「パナマ文書」で大騒ぎをしている。 今更ながらではあるが、この騒ぎが一体どういうものかを振り返ってみよう。 この騒動の火付け役とも言える「南ドイツ新聞」(Süddeutsche Zeitung, 略称:SZ)が開設する” About the Panama Papers”という特設サイトによれば、昨年の8月に匿名の情報提供者がSZに接触にしてきたことがすべての発端だという。 この情報提供者から、SZは2.6テラバイトを超えるデータ受け取った。同じデータはワシントンに本部を置く国際調査報道ジャーナリスト連合(International Consortium of Investigative Journalists 略称:ICIJ)にも提供され、SZとICIJは昨年暮れから共同調査を開始したらしい。 その結果、現在までのところ、税金逃れのためにオフショアの金融機関を利用していた
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