No.6 長文注意! 四百字詰め二十枚 六月四日、日本有権者連盟での講演「教科書問題をめぐって」原稿採録 えー、私、こう言う形で話をさせていただくのははじめてです。天下国家の問題のプロだと自称する気も全くありません。ただ、色々見聞きするうちに、流石にこれは拙いんじゃないか、と考えた次第をお話しし、皆さんのご意見を伺いたい、と思っております。 正直なところ、タイトルを決めてから、色々雑誌を買い漁って研究する間に、この問題にはうんざりしてしまいました。問題には、と言うより、「新しい教科書を作る会」には、と言った方がいいでしょうね。何故まともな反対意見が殆ど出ないのか不思議に思っていましたが、まああれでは仕方がないでしょう――触ると馬鹿がうつる、みたいな感じがありますから。私は最初からあんまりお利口ではないので平気ですけど。 「正論」のシンポジウム記事を見てみましょうか。尖閣諸島の問題は日本と中