2018年3月22日 日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、このたび、建設機械の将来の可能性を示す、四脚クローラ方式を採用した双腕型コンセプトマシンを開発しました。 今回開発したコンセプトマシンは、建設・土木および鉱山、解体、林業、産業廃棄物の処理、金属リサイクルなど、さまざまな業種で活用される建設機械の作業領域が、将来、広がっていくことを見据えて開発したものです。従来の油圧ショベルにおける2クローラ方式では、機械本体を水平に保つことが困難であった傾斜地や不整地などでも安定した作業が可能となるよう、四脚クローラ方式を採用しています。4つの各クローラユニットは、それぞれが独立して可動し、上部旋回体の安定性を向上します。 また、将来の建設機械に求められる技術として、作業装置であるフロント構造物の軽量化にも挑戦しました。ブームおよびアーム、フロントアタッチメントといった