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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/watanabe (2)

  • 有名大学教授でありながら警察官になったリベラル女性が描く「警察の素顔」

    <米警察で問題なのは人種差別だけではなく、現場のささいな状況や容疑者の言動に対して過剰反応するようになるトレーニングも問題> 2020年は、Black Lives Matter(ブラック・ライブズ・マター)運動への賛同が全米に広まるのと同時に、警察や警察官への批判が高まった。「defund the Police」というリベラル左派のスローガンは、警察への予算をカットしてそれをコミュニティー支援やソーシャルサービスに回すことを求めるものだった。 しかし、保守や中道のみならず、民主党を支持する投票者もこの発想に賛成する者はあまりいなかった。選挙中、民主党指名候補だったジョー・バイデンは「私は警察の予算カットには賛成しない」と自分の立場を表明したが、トランプ元大統領が「law and order(法と治安)」というスローガンで(黒人を殺害した警察官を含む)警察を全面的に支持したために「警察」はア

    有名大学教授でありながら警察官になったリベラル女性が描く「警察の素顔」
  • 今年のネビュラ賞受賞作は、現在のパンデミックと隔離生活を予言したかのような近未来SF

    新型コロナウイルスのパンデミックを経て人々は新しい生活「ニューノーマル」を模索している Shannon Stapleton-REUTERS <2020年の米ネビュラ賞(長編部門)受賞作が描くのは、テロとパンデミックの後に人々が隔離して暮らす近未来のアメリカ> 2020年6月現在、世界はまだ Covid-19(新型コロナウイルス)のパンデミックの真っ只中にある。厳しい自宅待機(あるいはロックダウン)を解除している地域はあるが、そのために患者数が急増している地域もある。ワクチンが出来て広まるまでは、このパンデミックは収まらないし、公共の場で大勢の人が集まる音楽やスポーツのイベントはそう簡単にできないだろう。 世界がこのような状態になることを、2020年の元旦に誰が予想できただろうか。 ところが、まるでこの状況を予言したかのようなSFが、昨年2019年9月に刊行されていたのだ。今年5月にネビュラ

    今年のネビュラ賞受賞作は、現在のパンデミックと隔離生活を予言したかのような近未来SF
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