「爆音映画」堪能して 巨大スピーカーで臨場感2008年4月23日13時40分印刷ソーシャルブックマーク 巨大スピーカーの「実力」に太鼓判を押す西村協さん(右)、樋口泰人さん(2人目)ら=東京都武蔵野市 映画を音で感じ取る――。ライブ演奏の音響機器を使って音量を通常の4倍ほど上げた映画を楽しもうと、東京・吉祥寺(武蔵野市)の映画館「バウスシアター」が取り組んでいる。名付けて「爆音映画」。音の高低を強調することで、映像の中に身を置いているような感覚が味わえるという。5月には初の「爆音映画祭」を開き、1週間、朝から晩まで30本近く上映する。 バウスは以前、ライブハウスとしても使われていたため、スピーカーや音量・音質を調整するミキサーが残っていた。「これを使って映画を見たらきっとすごい」と思った副支配人の西村協さん(43)が深夜、ミキサーをいじって音を調整しては実験上映を続けていた。 4年ほど前、