ロボットやドローンに搭載できるほど小型で軽量なレーザーライダー(LiDAR)「sweep」がKickstarterに登場した。一般消費者でも入手可能な価格設定が同製品の特徴の1つ。開発元の米Scanseによると、sweepと同性能の他社製LiDARは、1000ドル(約11万円)を下らないという。 sweepは、全方位40mまでの3次元リアルタイム測定が可能。部屋の寸法の測定、特定エリアへの侵入者の検出、動く人の追跡などに使用できる。 他にも発想次第で用途が広がるという。例えば、自律的に障害物を避けて移動するロボットやドローンの開発に利用できる。実際、米国のベンチャー企業Dispatch RoboticsはLiDARを用いて、自律走行する配達ロボットを開発している。 仕様はサイズが65×50.9mm、重量が120g、サンプリング周波数が500/秒、回転数が2~10Hz、ノイズレベルが7dB、
![小型軽量で低価格なLiDAR「sweep」——ロボットやドローンの自律移動を可能に|fabcross](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3f89d45514e3ba76ba674cca129156b3d36398a9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffabcross.jp%2Fnews%2F2016%2F03%2Fdmln53000001ftnw-img%2Fdmln53000001ftom.jpg)