メディアアートの傑作がYCAM の共同開発で生まれ変わる。 可視化される視線が、仮想世界の対話的コミュニケーションを作り出す。 メディアアートの技術的な側面に着目し、科学とアートの対話が生み出す創造性について、社会的な意義を含む幅広い視点から紹介する展覧会シリーズ「LabACT(ラボ・アクト)」。 2回目となる今回は、アーティストの三上晴子による新作インスタレーション「Eye-Tracking Informatics(アイトラッキング・インフォマティクス)~視線のモルフォロジー」を発表します。 本作は、2 人の体験者が、3 次元仮想空間内に可視化された自身の視線の動きを通じて、コミュニケーションや空間内のナビゲーションをおこなっていくという、三上の90 年代の代表作のひとつを、最新の技術動向を反映しYCAM で再制作したものです。ビジュアルやサウンド、ハードウェアなどあらゆる面で、より