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世界史に関するakakitのブックマーク (1)

  • G・オベーセーカラ『キャプテン・クックの列聖』 | みすず書房

    もっとはっきりいってしまえば、わたしは現地人がヨーロッパ人の神を創造したのではなく、ヨーロッパ人こそが自分たちのためにそんな神を生み出したのではないかと考えている。すなわち、「ヨーロッパ人という神」とは征服と帝国主義と文明という、容易に分かつことのできない三幅対から生み出された神話だというわけである。 キャプテン・ジェームズ・クックは1768年、1772年、1776年の三度の航海で、ハワイをはじめ、タヒチ、トンガ、ニュージーランドなどに上陸し、ヨーロッパと南太平洋の島々に決定的な影響をもたらした。著者オベーセーカラは、クックの航海を、未開の地の「発見」ではなく、相互関係のはじまりとみている。現地人のまなざしから見たヨーロッパ人=クックとは、どのような人物だったのだろうか。 1779年1月17日の日曜日、クックがハワイ島のケアラケクア湾に上陸したとき、島はちょうどマカヒキ祭の時期で、クックは

    G・オベーセーカラ『キャプテン・クックの列聖』 | みすず書房
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