ドイツ南西部のヘルクスハイム(Herxheim)の新石器時代の遺跡で発掘された人骨(2009年12月8日提供、撮影日不明)(c)AFP/ANTIQUITY 【12月13日 AFP】ドイツ南西部で古代に食人習慣があったことを示す大量の人骨が発見されたとの研究報告が、英考古学専門誌「Antiquity」に掲載された。 研究を行ったのは、仏ボルドー(Bordeaux)大学のブルーノ・ブーレスタン(Bruno Boulestin)氏率いる、仏独合同考古学チーム。 人骨はドイツ南西部のヘルクスハイム(Herxheim)にある新石器時代の遺跡で発見された。幅約250メートルの発掘現場の半分近くを発掘したところ、細長い穴の中から肉を食べられたとみられるおよそ500体の人骨が出土したという。全体の発掘が終われば1000体以上が見つかると推定されている。 研究チームによると、成人や子供のほか乳児の遺骨も見つ
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