徳島市が、眉山山頂にあるモラエス館を建て替えて新たな観光施設とすることなどを盛り込んだ眉山魅力アップ計画の素案をまとめ、7日の計画策定委員会第3回会合で示した。2013年度中に計画を決める。 1976年からモラエス館として使われている眉山ロープウエーの旧山頂駅舎は57年建設。老朽化が課題となっている。素案では施設を建て替えて山頂の集客拠点とし、モラエス関連の常設展示スペースを設けるとしている。2014年度にも具体的な検討を始める「短期計画」に位置付けた。 素案にはこの他に▽展望休憩所での飲食の提供▽ロープウエーの車窓から花を楽しめるように整備▽眉山-徳島駅間で歩行者天国によるオープンカフェやフリーマーケットを実施-などの具体策を盛り込んだ。それぞれ3~10年の目標年次を定めている。 魅力アップ計画の目的は、眉山から徳島駅までの間の観光振興を主眼にしたにぎわいづくり。会合では、委員から