競輪スターへの登竜門・日本競輪学校第99回生卒業記念レース(13、14日・静岡県伊東温泉競輪場)に、徳島のプロスポーツチーム出身者が初出場する。元徳島ヴォルティスのDF河野(こうの)淳吾(28)と元徳島インディゴソックスの4番打者・小松崎大地(28)で、それぞれJリーグと独立リーグから輪界へと転身した全国初の選手となる。徳島への感謝を胸に第二の競技人生のスタートを切る。 河野は神奈川県出身で清水商からJ1広島に入団、2007年に徳島へ移籍し、守備を統率して22試合に出場。右すね骨折の大けがもあって、09年に徳島で引退した。 小松崎は千葉県出身。拓大紅陵高から千葉商大を経て05~08年の4シーズンにわたり徳島でプレー。長打力を武器に中心選手で活躍した。ともに守備と攻撃の要としてファンに親しまれた。 2人はサッカーと野球で培った体力や精神力を生かして09年11月に競輪学校へ入り、厳しい訓