デビュー25周年を迎えた遊佐未森が、2枚組ベストアルバム「VIOLETTA THE BEST OF 25 YEARS」をリリースした。DISC 1は遊佐本人がセレクトしたオールタイムベスト、DISC 2は親交の深いアーティストたちと新アレンジでレコーディングしたセルフカバー集という充実の内容。ナタリーでは制作を終えた遊佐をキャッチし、作品に込めた思いと今の心境を聞いた。 取材・文 / 唐木元 DISC 1はベストアルバム、DISC 2はライブアルバム ──まずはデビュー25周年と、25周年ベストアルバムのリリース、おめでとうございます。 ありがとうございます。 ──今回のベストはDISC 1は過去音源が時系列で並んでいて、DISC 2は新録のセルフカバーがシャッフルされているという、「ただのベストじゃないんだな」っていう感じが伝わってきました。それだけに曲を選ぶのは骨が折れる作業だったろう