メールやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などの影響で、はがきの利用者が減少するなか、暑中・残暑見舞い用のくじ付きはがき「かもめ~る」が根強い人気を保っている。地域を指定してダイレクトメール(DM)を全戸に送ることができるサービスを中心に法人利用が増加し、発行枚数は回復しつつあるという。今年のかもめーる販売も1日からスタート。日本郵便の担当者は「さらに販路を拡大できれば」と意気込んでいる。 「かもめ~る」をDMとして使うサービスは「かもめタウン」として、平成21年から行われている。「町」や「丁目」という形で地域を指定すると、「○○町にお住まいの皆さまへ」といったスタイルで、その地域の全戸に配達される。 顧客リストがなくても、企業などがDMを送付できることが強み。通常のはがきにも同様のサービスはあるが、暑中見舞いであれば、「突然送りつけるわけではなく、時候のあいさつと絡めて送付
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