和風車両「あすか」(JR西日本提供) 14日午前10時35分ごろ、JR大和路線の河内堅上(大阪府柏原市)―三郷(奈良県三郷町)間の線路内にカメラを持った人が侵入していると、回送電車の運転士からJR西日本新大阪総合指令所に連絡があった。 駅員らが駆けつけると、約50人が線路脇で三脚を設置するなどしてカメラを構えていたほか、3人が線路内に立ち入っており、加茂発天王寺行き快速電車(6両編成、乗客約500人)が現場近くで約30分間立ち往生。線路外に出るのを拒む人もいたため、府警柏原署のパトカーが出動する騒ぎになった。 さらに午前11時20分ごろにも、約2キロ西に離れた柏原市の河内堅上―高井田間で、カメラを持った人が線路内に入っているのを、JR難波発奈良行きの普通電車(6両編成、乗客約200人)の運転士が見つけ、約10分間運転を見合わせた。この影響で上下7本が運休、12本が一部運休したほか