【関西の議論】 サッカーJ1に今季、四国勢として初参戦する徳島ヴォルティス(本拠地・徳島県鳴門市)。3月1日のJ1開幕を前にファンの期待も高まるが、チームをパフォーマンスで盛り上げるチアリーダーたちにも熱い視線が注がれている。メンバー12人の中には中高生ら10代の女の子も多く、J1のチアリーディングチームの中でも若さが“売り”。シーズン中は地元のイベントや祭りに出演したり、サポーターらと“街歩き”をしたりと、さまざまな形でファンサービスに貢献する。「チームとともに飛躍したい」。彼女たちもJ1初体験に燃えている。 ■はち切れんばかりの笑顔とダンス 「ゴー、ファイト」。徳島市立体育館に女の子たちの元気な声が響き渡った。午後6時すぎ、ダンスやパフォーマンスの練習に集まったメンバーらが、ジャージー姿でウオーミングアップを始めていた。 日々の練習メニューを考えるのは、キャプテンの春名真美子さん(22
【逆境に耐えて】(1) 「オレはなぜ、こんなしんどいことをしているんだろう?」。一人きりになると、考え込むこともある。不況の中、チームは崩壊寸前になり、多くの選手が去っていった。1億円の運営費は10分の1に。“放漫経営”時代の借金もある。誰でも投げ出したくなる状況だが、サッカー関西社会人1部リーグ「バンディオンセ加古川」の橋本雄二監督(39)はあきらめない。「Jのつく場所へ」をスローガンにチーム再生を目指している。関連記事死刑判決に弁護側控訴 兵庫・加古川の…集合住宅で火災、1人死亡 兵庫・加古…記事本文の続き 現在1人4役をこなす。監督、運営会社の社長、少年サッカー教室のコーチに加え、東播地域の幼稚園を回る園児向け教室の先生。かつてG大阪でDFとして活躍した橋本監督にとって社長業は初。企業回りや選手の就職斡旋(あっせん)で頭を下げ、スポンサーから「それじゃあ、お金は集まらんよ」と言われた
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