今回で第12回目を迎えたビジュアルグランプリ「批評家賞」。貝山知弘氏、山之内正氏を始めとするビジュアルグランプリ審査員の投票により最優秀製品として選出されたのは、ソニーの4K対応SXRDプロジェクター「VPL-VW1000」とAVアンプ「TA-DA5700ES」だった。AV業界の今後を占う議論も含めて、批評家賞受賞製品が選ばれるまでの議事録を掲載する。なお、詳細な内容は「AVレビュー 2012年1月号」に掲載中なので、こちらもぜひご覧いただきたい。 「批評家賞」が選出されるまで 「批評家賞」は、VGP(ビジュアルグランプリ)の一部門。本賞以外の賞が全て販売店票が加味されているのに対し、「批評家賞」は専任審査員8名の投票のみで選出される。各人がビジュアル、サウンド分野それぞれで優秀製品ベスト3を選ぶ。1位票は5点、2位票は3点、3位票は1点とし、合計得票数が最も多い製品が「批評家賞」受賞モデ