正月明け直後に米国ラスベガスで開催された家電関連展示会「International CES 2011」の講演で、マイクロソフトは「次世代のWindows OSでARMプロセッサーをサポートする」と発表した(関連記事)。 ARM版Windowsに関しては、CES基調講演での発表時に、マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー氏がサンプルをデモしている。ただし開発途中と言うことで、ユーザーインターフェースはWindows 7と同じものをそのまま使用していた。機能の詳細についても、現時点ではほとんど明かされていない。 このように現時点では断片的な情報しか出ていないARM版Windowsだが、マイクロソフトのプレスリリースやCESの基調講演などから、その実態と存在意義について考察してみた。 現時点でわかっていることをまとめると…… まずマイクロソフトのプレスリリースでは、「次期バージョンのWind
24日(現地時間)まで開かれていた、インテルの開発者向け国際会議「Intel Developer Forum San Francisco 2009」(以下IDF2009)では、「Atomプロセッサー」の後継品についての発表もあった。低価格なネットブック向けとモバイルインターネット機器(MID)向けの2ラインナップ構成で進化を続ける、今後のAtomについてまとめてみよう。 ネットブックには浸透するも、MIDは成功せず 2008年に登場したコード名「Menlow」ことAtomは、主にネットブックに利用され、低価格パソコンの流れを作ったという意味では成功したといえる。しかし、インテルがAtomで切り開きたかったMIDや携帯電話といった市場の開拓はうまくいってない。 インテルはこの理由として、Atomの性能の低さもあるが、それよりもOSの問題が大きいと考えているようだ。そのため、次世代のMID向け
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く