コンピュータと付き合う上で欠かせないのが、セキュリティ対策である。スパイウェアによる個人情報の漏洩や、システムを破壊するウイルスなど、その危険性は改めて述べるまでもない。デジタルライフを脅かすマルウェアへの対策には、セキュリティ対策ソフトが必要で、市販のコンピュータにはプリインストールされているケースも多い。なお、セキュリティ対策ソフト市場は2,000億円に迫る勢いで、今後も拡大し続けそうだ。 Microsoftは、以前からセキュリティ対策ソフトとして、無償のWindows Defenderや、有償のWindows Live OneCareを用意してきた。前者はスタートアッププログラムやサービスの保護を中心とし、単なるスパイウェア対策ソフトに位置付けられ、後者は一部のマルウェア対策に加え、システムメンテナンス機能を兼ね備えたセキュリティスイートパッケージ。いずれも我々が普段から使用するウイ