富士通ビー・エス・シー(以下、富士通BSC)は11月8日、暗号化システム「FENCEブリーフケース」の機能強化を実施。これに伴い、FENCEブリーフケースを作成するためのソフトウェア「FENCE-Pro」「FENCE-Mail For Gateway」のバージョンアップ版を12月1日より提供開始する。 FENCEブリーフケースは、複数のフォルダやファイルをまとめて暗号化できる富士通BSC独自の暗号化ファイル形式。ファイルの復号や閲覧は専用の閲覧・編集ツール「FENCE-Explorer」を使って行う。通常、暗号化されたファイルを編集する際は、一度復号し、暗号を解除して平文に戻してから編集する必要がある。しかし、今回バージョンアップされたFENCEブリーフケースでは、FENCE-Explorerを利用することで、暗号化したままの状態でExcelやWordなどの編集・上書きができる点が特徴だ。