三原色から四原色へ、次世代液晶は多原色に 今年の薄型テレビはとにかく話題が途切れない。地上アナログ放送終了まで1年を切り、世帯普及率100%に向けたラストスパートが始まっていることもあるが、「LEDバックライト」や「3D」といったスペックも話題になっている。 今回取り上げるシャープの「LC-52LX3」(実売価格38万円前後)も、3Dテレビ同様に、大きな注目を集めそうな製品。その最大の特徴は新開発の四原色技術「クアトロン」だ。 クアトロンは、これまで赤/緑/青の三原色で構成してきた液晶テレビのカラーフィルターに黄色を加え、4つ(赤/緑/青/黄)のサブピクセルで色彩を表現していく、かつてない方式。 名称は、イタリア語で“4”を示す「クアットロ」(quattro)に英語で“電子”を意味する「エレクトロン」(electron)を加えた造語。同社の四原色技術の象徴として使われている。直感的で分かり
![クアトロンは革命画質──AQUOS LX3のすごさを実感 (1/5)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/60ef23cf974917105718d8d939600a8f046e2a60/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2010%2F07%2F26%2F271628%2Fl%2Fc1922d033ce1448b.jpg%3F20200122)