何もない空間に突如として映像が浮かび上がり、目の前の人が手を触れるとインタラクティブに反応する……。2054年の未来を描いたトム・クルーズ主演映画『マイノリティ・リポート』で登場するワンシーンを思い出す。そんなSF映画の中でしか見られなかったことが、今や現実のものになりつつある。 写真や映像の表現を専門にするアスカネットが開発した「エアリアルイメージングプレート(AIプレート)」は、これまでにない方法で空中に映像を結像させることに成功した。この近未来的な新技術は広告やプロモーションのあり方を変える可能性を持っている。そこで、アスカネットの代表取締役社長兼CEOの福田幸雄氏に詳しく話を伺った。 SF映画の世界が実現された —“もう一つのAI”として開発された「エアリアルイメージングプレート(AIプレート)」は、何もない空中に映像を映し出すことができる新技術と伺っています。近未来的のSF映画を