<JFL:ニューウェーブ北九州4-1FC琉球>◇後期第15節◇15日◇北九州・本城陸上競技場 ニューウェーブ北九州がFC琉球に快勝し3位に浮上、悲願のJ2昇格に王手をかけた。元J2徳島の“昇格請負人”こと、FW大島康明(28)とDF冨士祐樹(28)がともに2ゴールを決めた。次節アルテ高崎戦(23日、浜川)で勝てば、4、5位チームの結果次第で昇格基準となる4位以内が確定する。 J2徳島で活躍した元Jリーガー2人が、大一番で本領を発揮した。まずは今年9月、J2昇格を視野に補強されたFW大島だ。前半12分、先制点を奪い、1-1の同点直後の同26分にはオフサイドギリギリの飛び出しで完全フリーになり、2点目を決めた。10月に長女が誕生した。モチベーションも上っていた。「(昇格請負人に)見られるのはプレッシャーがあるが、勝つことしか考えてなかった」と声を弾ませた。 昨季入団のDF冨士も黙ってはいない。