IMAX社のラリー・T・オライリー副社長 鮮明な大画面が売り物のIMAXデジタルシアターが相次いで5館オープンし、国内で計9館となる。「アバター」など3D大作が開館ラッシュを後押ししている。IMAX社のラリー・T・オライリー副社長に展望を聞いた。 開館したのは109シネマズグランベリーモール(東京・町田)とユナイテッド・シネマ札幌、同浦和(埼玉)、同キャナルシティ13(福岡)の4館。17日に同岸和田(大阪)がオープンする。 「昨年、川崎など109シネマズ4館が開業して以来、『アバター』『アリス・イン・ワンダーランド』など強い作品に恵まれた」 現在、世界に約450館のIMAXシアターがあり、今年だけで新たに約200館と契約。「日本は世界的には後発だが拡大は早いと思う。日本の市場規模を考えると50館程度が適正ではないか」 急成長の背景には3D映画の普及がある。IMAXだと眼鏡を掛けて