iOS 5.1に実装された「DeviceOrientation Event」APIと、ゲームライブラリー「enchant.js」を使ったスマートフォン用ゲームを前回に続き作ります。今回は、前回のスカッシュゲームをベースにブロック崩しを仕上げていきましょう。 ブロックの描画 ブロック崩しの基本的な原理はスカッシュと同じですが、ブロック崩しではボールで崩していく大量のブロックが必要です。enchant.jsはオブジェクト指向なのでブロッククラスを作っても処理できますが、今回は配列にブロックの情報を入れて処理する、昔ながらの方法を採用します(クラスを使ったサンプルは最後のページにURLを記載してありますので参考にしてみてください)。 ブロックの合計数を入れる変数「count」、ブロックの情報を入れる配列「block」を用意します。ブロックをすべて消すと再度ブロックを表示してゲームを続行するため、
