写真をパソコンで加工する米アドビシステムズの画像処理ソフト「Photoshop」(フォトショップ)が登場して20年。高価な専用機械を使わなければならなかった写真加工は、家庭用のパソコンでできるようになった。コンピューター教育を研究する学生だった兄トーマス・ノールさんと、映画の視覚効果を手がける弟ジョンさんの兄弟が開発したフォトショップは今、家庭のデジカメで撮影した写真の微修整から映画の背景まで幅広く使われている。来日したトーマスさんに開発秘話を聞いた。【岡礼子】 --開発のきっかけは。 ミシガン大学の博士課程の学生だったころ、研究の一環として画像処理ツールをいくつも作った。写真撮影が好きだったこともあり、コンピューター上で画像を加工できることが楽しかった。弟は映画の視覚効果の仕事をしていて、自分のコンピューターで画像処理をしたいと考えていたため、私の研究とは別に、2人で画像処理のソフトをつ

