「太平サブロー・シロー」のコンビ漫才で活躍した漫才師、大平シロー（本名・伊東博）さんが９日、大阪市内の病院で死去した。５５歳。葬儀は近親者のみで行う予定。 サブローさんとのコンビで１９７６年デビュー。テレビなどでのしゃべくり漫才で、全国的な人気を獲得。コンビ解消後は、関西のテレビ番組を中心に活動した。

女優、長澤まさみ（２４）が４月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「都市伝説の女」（金曜後１１・１５）で刑事役に初挑戦することが８日、分かった。　事件を何でも都市伝説に結びつけて考える、一風変わった警視庁捜査１課の女刑事、音無月子役。都市伝説に絡んだ未解決事件を解決していく１話完結型のコメディーミステリー。美貌と色気を持っているが、都市伝説を立証するために刑事になったという“都市伝説マニア”を演じる。　劇中では、壊そうとするものにたたりがあるという「平将門の首塚」など毎回、都市伝説にまつわる事件が発生。月子は“都市伝説原因論”を唱えて独自捜査を始める。　長澤は刑事役に憧れていたことに加え、自身も都市伝説好きなことからオファーを快諾。「ワクワクできて面白い」と都市伝説の魅力を語り、長澤自身にまつわる“都市伝説”についても、「大半が真実じゃなかったりしますけど、『それは都市伝説だなぁ。でも、それで

アルコールの飲み過ぎによる社会的損失が年間４兆１４８３億円に達することが、厚生労働省研究班の推計でわかった。 研究班の尾崎米厚(おさきよねあつ)・鳥取大准教授（環境予防医学）らは、肝硬変の４０％、浴槽での溺死の３４％などがアルコールに起因するとする米国の研究を参考に、２００８年の人口動態統計や患者調査のデータで推計。飲み過ぎで、脳卒中、がんなどの病気やけがの患者が計２４万６０００人、死者が３万５０００人増えたとした。治療に１兆２２６億円かかり、６９歳まで生きた場合に受け取れた賃金１兆７６２億円を失ったと見積もった。 研究班の調査で、働いている人でも男性の５・９％、女性の１・７％が「人間関係にひびが入った」「二日酔いで仕事を休む」などの飲酒による問題を抱えていた。こうした問題で労働生産性が２１％低下するとの研究があり、損失は１兆９７００億円になった。