麻薬取締法違反容疑で逮捕、起訴されたテクノユニット・電気グルーヴのメンバーで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)被告(51)が4日、勾留先の東京湾岸署から保釈された。同署には同被告の保釈を知った人々が集まり、同被告に向け、「めげるなよ」「逃げるなよ」などの声が入り交じった。 【写真】時間にして約30秒 深々と頭を下げるピエール瀧被告 逮捕から23日ぶりに報道陣の前に姿を見せた瀧被告は、黒いスーツに黒いネクタイを付けて現れた。報道陣の方にゆっくり歩み寄って見渡し、「この度は私、ピエール瀧の反社会的な行為により、大変、多くの皆様の方に、ご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。誠に申し訳ございませんでした」と深々と30秒ほど頭を下げた。その後、付添人に促されるようにして車に向かい、乗り込んだ。 瀧被告が頭を下げている時や車に乗り込む際、集まった数十人の人々の中から「逃げるなよ」「めげるなよ」などの声