ひとつ前がちばてつや先生の記事なので…直接の縁はないんだけど、この話を紹介しよう。 元は最近出た「純情 梶原一騎正伝」と比較させる意味で、「梶原一騎伝 夕焼けを見ていた男」を再読したのでした。 梶原一騎伝 (新潮文庫) 作者:斎藤 貴男メディア: 文庫 1995年に初版が出た時読んだから、もう30年近く前。そりゃ細部を覚えている訳が無かった。 ちばてつやと梶原一騎に関する記述はいろいろあり、例えば冒頭部分でドヤ街描写など、相当原作をいじってちば先生がオリジナル描写を加えたこと、そのころから「原作の一字一句の改変もゆるさず!」だった梶原一騎がどのように納得したか、 体格差のあるように描いてしまった力石徹が、その後永遠のライバルになったため「同じ階級にするために力石が死の減量をする」という展開になったこと、 白木葉子はジョーが好きなのか嫌いなのか、揺れ動いたこと、逆に紀子がジョーではなくマンモ