長野県千曲市の神社の境内で今月3日ごろ、子猫3匹が段ボール箱に入れられて遺棄されているのが見つかり、環境NGO「ライフ・インヴェスティゲーション・エージェンシー(LIA)」は14日、動物愛護法違反(愛護動物の遺棄)容疑で千曲署に告発した。同署は同日付で告発状を受理した。 矢吹蓮代表(42)によると、子猫はいずれも生後1カ月未満。保護した際、大量の目やにで目が開かない状態で、自力でほとんど動けず、発熱していたという。矢吹代表は「1日発見が遅れたら、3匹とも確実に死んでいた」と話す。子猫は現在、このNGOの施設で保護されている。食事もとれており、元気に走り回っているという。 県内では4月にも、長野市の山中で20匹以上の猫が遺棄されているのが見つかっている。矢吹代表は「小さな命を軽視していると思われる行為が多くて憤りを感じる。飼い主は責任を持って動物と接して欲しい」と訴えた。 保護施設では、子猫
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