■ 受託開発と技術者の育成 今のところ、私たちの会社(万葉)は受託開発がメインになっている。 世の中には、受託開発 VS 自社プロダクト/サービス提供 という対立軸もあって、それについての私の見解は、こんな感じになる。 まず、純粋に「自社プロダクト/サービス楽しそう。やりたい!」という思いがある。自分たちの作りたいものを自分たちで作るというのはとても明快であり、齟齬が生まれにくい。作る立場として、とても気持ちが良いのはわかっている。 一方で、会社として次のどちらに力点を置くかというテーマがある。 ある目的を実現するために自社プロダクト/サービスを作る。たとえば「世の中をこんな風に変える」ために。 社員が、ソフトウェアの開発をすることで価値を提供できるようにする、すなわち食べていけるようにする。 前者の場合、自社プロダクトやサービスの開発というのは目的達成の一部であるので、話の展開によっては