厚生労働省は11日、部下の女性職員にセクハラが疑われるメールを送っていたとして、福田祐典健康局長を口頭注意したと明らかにした。現時点で処分は出ていないが、「具体的な事実関係を調査した上で適切に検討したい」(同省人事課)としている。 厚労省によると、福田局長は女性職員に対し、勉強会に関連して食事に誘うなどセクハラが疑われるメールを複数送っていた。厚労省は2月末に、この職員宛てのメールを一切送らないよう口頭で注意した。 健康局は今国会に提出された受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案を担当している。(共同)