衆院赤坂議員宿舎は13日夜、居住者1人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。宿舎の「代表世話人」の中谷元・元防衛相の名前で報道各社に知らせた。自民党関係者によると、感染したのは同党議員の家族という。この日は東京・永田町で勤務する議員秘書や、衆院事務局の男性職員の感染も発表された。議員会館の秘書や国会職員の感染は初めてで、国会周辺での感染拡大の兆しが表れ始めた。 中谷氏の文書では「残りの同居者は、発熱等もなく、健康状態は良好ですが、自宅内で待機し、外出を自粛するとともに、近日中にPCR検査を受ける予定とのことです」と記されていた。これに関連し、自民党の逢沢一郎衆院議員は13日夜、自身のツイッターに、宿舎内で夕食を取っていたところに感染者発生を知らせる館内放送があったと書き込んだ。逢沢氏のツイートによると、「宿舎の住人で新型コロナウイルスに感染した人が出ま…