あなたは仕事をするときに「正しい」優先順位をつけていますか? 目の前にあること、今頭の中にある「やらなくちゃいけないこと」だけで優先順位をつけていませんか。 正しい優先順位はやりたいこと「すべて」を把握していないとつけることはできません。あなたはそのリストを持っているでしょうか?(今、見せたください、といったらどうしますか?)GTDではまず頭の中にある「やりたいことすべて」を書き出すことから始まります。それを行わない限り、日々の優先順位は全く役に立ちません。 「今日はたくさん仕事をしたような気がするけれどなんだか落ち着かないなぁ……」というときは、正しく優先順位をつけられていない可能性が大いにあります。 今ならできるGTD 「将来の目標」は「日々の仕事」の中にあり デビッド・アレンさんは「日々の仕事を片付けられないと、将来の目標など見えてこない」と言います。日々仕事に追われていたりストレス
GTDの特徴の1つに、「2分ルール」があります。これは「2分でできることは今やっちゃいましょう」というものです。このルールが身についてくると、「この仕事は2分でできるだろうか?」と常に考えられるようになります。そうなると目の前の細かい仕事は、ぱぱっと片付ける癖がついてきます。 2分でできることも「やるべきこと」リストに加えていったらリストが膨大になってしまいます。そうなるとそれだけでなんとなく気が重くなってきます。「2分」を意識することで、抱えるべき「やること」リストはなるべくスリム化しておきましょう。 今ならできるGTD 「将来の目標」は「日々の仕事」の中にあり デビッド・アレンさんは「日々の仕事を片付けられないと、将来の目標など見えてこない」と言います。日々仕事に追われていたりストレスにさらされていると将来のビジョンは描きにくくなります。(2008/12/31) GTDでつまずきやすい
よく「GTDは理論であって実装ではない」といわれます。GTD自体はうまくいく考え方であって、それを実践するときのツールはなんでもいいのです。 そのため、GTDを身につけた人はツールをGTD風に工夫したり、自作したりするようになります。海外では、そうした人々が行った工夫の数々がブログに公開されています。それらの多くはLifeHackと呼ばれているようです。 LifeHack自体は「生活や仕事を便利にする改善の数々」ですが、GTDが「理論であって実装でない」ため、GTDを実践するためのLifeHackが数多く生み出されているようです。 今ならできるGTD 「将来の目標」は「日々の仕事」の中にあり デビッド・アレンさんは「日々の仕事を片付けられないと、将来の目標など見えてこない」と言います。日々仕事に追われていたりストレスにさらされていると将来のビジョンは描きにくくなります。(2008/12/3
GTDはナレッジワーカーのための仕事術です。逆に、いわれたことだけを限られた時間でやるだけの人にはあまり効果はありません。そうした人は従来までの時間管理術で十分でしょう。 ただすっきりした頭でどんどんアイディアを生み出し、それを仕事の改善につなげていくことが今の仕事には求められています。この傾向は今後もどんどん強くなるでしょう。そのために今、GTDを学んでおくことは決して無駄なことではありません。 今ならできるGTD 「将来の目標」は「日々の仕事」の中にあり デビッド・アレンさんは「日々の仕事を片付けられないと、将来の目標など見えてこない」と言います。日々仕事に追われていたりストレスにさらされていると将来のビジョンは描きにくくなります。(2008/12/31) GTDでつまずきやすい「プロジェクト」って? GTDで分かりにくい概念のひとつに「プロジェクト」があります。6つのレベルでやるべき
GTDでは頭が得意なこと、得意じゃないことをはっきり分けて役割分担をしています。頭が得意なことは選択肢を考えて意思決定をすること。逆に頭が不得意なのは何かを覚えたり、何かを思い出したりすることです。 GTDでは「頭はハードディスクではない」ともいっています。覚えるべきことは、ほかの信頼できるシステム(コンピュータや紙がこれにあたります)に完全に任せることで、頭が本来すべきことに100%集中できるようにしてあげましょう。 今ならできるGTD 「将来の目標」は「日々の仕事」の中にあり デビッド・アレンさんは「日々の仕事を片付けられないと、将来の目標など見えてこない」と言います。日々仕事に追われていたりストレスにさらされていると将来のビジョンは描きにくくなります。(2008/12/31) GTDでつまずきやすい「プロジェクト」って? GTDで分かりにくい概念のひとつに「プロジェクト」があります。
当たり前の話から始めましょう。 車がほとんどいない道路と、他の車で混雑している道路では、どっちの方が存分に加速ができるでしょうか? もちろん前者ですね。 では、車はけっこういるのですが直線で見通しがついていて他の車の動きが予測できる高速道路と、道が曲がりくねっていて、他の車の動きも予測しづらい道路ではどうでしょう? やはり、前者の方が走りやすそうです。 最初の例は、「やることが少ない」VS 「やることが多い」という例だと思ってください。単にやる事が少ない方が効率がいいという場合です。それに対して次の例は「GTD がうまく導入できている場合」VS 「GTD がない場合」と言えます。車の混雑の度合いも性能も変わらなくても、走りやすい道をつくれば加速できるという例です。 このように GTD はあなたの能力を高めてくれる魔法のような方法を提示する訳ではなく、単に走りやすい道路を造るものといってもい
Vox Pop: Implementing GTD for Creative Work? | 43folders 私は「科学者」という、説明しにくい肩書きを仕事にしているのですが、仕事の実情は、どこか小説家のそれに似ているのではないかといつも思っています。 科学者の仕事は、隠れているものを論理的に明らかにしてゆくことです。時には想像力をたくましくして、仮定、実験、解析、結論へと流れる論理の鎖を、一つずつつ綿密につないでゆくことが求められます。しかもその結果を数十ページの英語論文にしないといけないのですから、科学者という言葉が喚起するイメージ以上よりはむしろ、小説家や、演奏家や、シンガーソングライター似ているところがあるよなあ…と思うのですが、この話をしても同業者はあまり同意してくれません。 クリエイティブな仕事は、ある程度「霊感」に依存しているところがあります。ウェブデザインをしているので
どんな手順で実行すればいいのかわからない10 の仕事よりも、手順が解っている仕事を100 こなす方が簡単だと思った事はありませんか? 「次にやるべきことがわからない!」という状態こそが GTD の最大の敵です。だからこそ GTD は前回の話の通り、頭のなかにある全てのタスクを頭の外に出して「次のアクションは何か?」という問いで責め立てる訳です。 いったん全ての「モノ」が頭の外にある信頼できるシステムに格納されたら、それを一つずつとりだして Process「処理」する番になります。 原書でも繰り返し注意が書かれていますが、モノを「処理」するのと「実行」するのは違います。 処理は、一つ一つのタスクについて次のアクションを決断するだけ 実行は、実際にタスクを実行すること この1点を間違えると、いつまでたっても Inbox の底が見えなくなってしまいます。この点を注意しつつ、GTD のプロセスを復
『仕事を成し遂げる技術』感想 | works4Life: 最近ホームページが美しく一新した Work4Life で、私がいつも感じていた微妙な違和感がわかりやすく書かれています。 web界隈でよく説明されるGTDの説明については、原本である『仕事を成し遂げる技術』から、少なからず情報に若干の誤差が生じているからです。 特に誤差として感じたのはスコープについてです。『仕事を成し遂げる技術』では、物理的な乱雑とした書類を含めた、すべてのものに対して、GTDのフローを行うように推奨しています。web界隈では、これがどこで欠落したのかはわかりませんが、頭の中にのみスコープされがちです。 そうなんですよね。 私もユビキタス・キャプチャーをおすすめしたり、頭のなかのことをはき出してしまうことについてはよく書くのですが、それは目の前にある処理していない紙切れ、片付けていない本、有効期限の過ぎたクーポンや
新学期、新年度で心機一転して GTD を始めようというひともいるかと思いますが、そんな人の役に立つかもしれない「GTD を始めるときの4つのコツ」という記事が David Allen のコンサルティング会社のコーチの一人、Kelly Forrister のブログに紹介されていました。 最近では日本でも GTD, Lifehack が新奇なソフトウェアだとか Google ツールと抱き合わせで紹介されることが多いのですが、そういうのはむしろ GTD 初心者むけとはいえないと常々感じていました。大事なのは「頭の中にあることを信頼できる一覧表に書き出すこと」。こうした基本的な点をもう一度思い出させてくれました。以下、彼女の記事の要約(一部私の解釈を含んでます)。 1. 知ってることから始める GTD を実装するのに、新しいツールやソフトをつかうのはおおいにけっこうだけれども、そのソフトを覚えるの
イベントやら、インタビューやらでぐだぐだになってしまった GTD 再入門の連載ですが、David Allen さんから多くの考察を得たことですし、あとは具体例を付け足して、3回で完了させようかと思います。 私がよく聞かれるのが、「週間レビューをどうしていますか?」というものですが、実はけっこう私の週間レビューは不定期で、必要に応じて回数を増やしたり減らしたりしています。 長さもけっこうまちまちで、「当面のあいだ心を軽くするために必要なすべてをキャプチャーするだけでいいや」と、手早くレビューをすませることもあれば、「今日は本腰をいれて全てをレビューするぞ」という場合もあります。 後者を私はグランド・レビューと勝手に読んでいて、時間があるときの楽しみになっています。 マインドマップとカードを広げて、身の回りのものを片付けつつ、ニコニコと空想にひたっているかのようにリストを埋めている様子は、端か
いまもよく覚えているのが、GTD を初めて始めたときのことです。理解もまだ進んでいないままでしたが、原書の第4・5章を開きながら、わくわくしながら物理的なモノと、頭の中のモノをすべて吐き出してゆく体験を楽しんだものでした。 あれから3年、それから何度も、何度も、何度も GTD を失敗しては、再起動するようになりました。今では最初の興奮は冷めてきましたが、それでも頭のなかのホワイトボードをきれいにしてゆく感覚は昔と同じです。 2週間空きましたが、今回は始めて実装する時に私が体験した落とし穴についてまとめておきたいと思います。 この部屋を全部整理するだって? うへえ! もし David Allen が横についていて、コーチになって GTD を実装するのでしたら、彼は絶対に誰からも電話を受けず、新しい仕事をしない時間を区切って、半ば強制的に机から、引き出しから、本棚まで、片端から Inbox の
あらかじめ太字で大書しておきますが、私は GTD のエキスパートではありません。自分ほど GTD を失敗している人もいないだろうと思うくらい、日常的に GTD の鞍から滑り落ちてはまたよじ上ってを繰り返しています。 しかしこの3年で失敗も数多く経験してきましたので、「多分、理想的にはこうすればいいのかな?」とか「きっと、ここがヒントになりそうだ」というツボはやっと分かってきた気がします。そんなわけでいつか「GTD 駆け込み寺」という不定期連載を作ろうと思って実例を集めていました。 そんな折に、先日の記事のコメント欄にこんな質問がやってきました。すばらしい質問だと思いましたので、まずはここから、この不定期連載をはじめて見ようかと思います。 質問:プロジェクトが多すぎる 昨日の記事のコメント欄に質問がありましたが、ここにコピーしておきたいと思います。 就活中の焦りを何とかしようと思い、学生なが
[この記事は火曜日の連載、GTD 再入門の第四回です。今回は GTD のシステムの歯車、バケツとコンテキストについて] 朝起きると、それはすでに届いています。そして「今日はあのファイルを忘れないように」と起き抜けの眠い頭脳に呼びかけます。 職場に着くと、それは机の上の目につくところにすでに置いてあります。そして「今日はまずこの仕事から始めるように」と有無を言わさずあなたに命令します。 行きつけのお店にいっても、やっぱりそれは追っかけてきます。そして「君は 60W の電球を買うんだ。そう決めただろう?」と念を押してきます。 いつも自分の考えを一歩先回りして、「何をするんだっけ?」と思う前から答えをささやくこの小さな存在、それが GTD がうまくいっているときの「リスト」です。 GTD がストレスフリーの仕事術である理由の一つに、「いま、ここでできること」に集中できるという点があります。言い換
A Roadmap to Spectacular GTD Failure | The Craning Widget Blog GTD のワークフローは覚えるだけだったら3分もあれば十分ですが、身につくまでは3年でも足りないのではないかといつも思います。さまざまな場面に落とし穴があって、習慣付けを困難にしているからです。 The Cranking Widget Blog に、7つのありがちな GTD の失敗の原因が書かれていて「ああ、こういうことあるある」と思わず頷いてしまいました。その7つとは: ウィークリーレビューを定時にやらない タスクやプロジェクトの名前をあいまいにする プロジェクトの終了条件がはっきりとしていない GTD を仕事だけでやり、家にはもちこまない ファイリングシステムが整理できていない ペンと紙を持ち歩かない メールの「受信箱」を ToDo リストのように使う このうち
このブログを始めた一つのきっかけは、価値観に根ざした習慣である「7つの習慣」と、日常のタスクマネージメントに密着した「GTD」のバランスこそが今後非常に重要になるだろうと思い、それを両方とも追いかけるブログを作ってみたかったのがあります。 しかしその二つに次ぐ、第三の潮流だと思うのが先日から紹介している Tim Ferris の The Four-hour Work Week です。自分の夢・目標に忠実になり、それに必要ない仕事は消去するか、他人にまかせてしまおうという考え方を説明した本です。 本の中には「トラブルしかもたらさない顧客はこちらから解雇しよう」とか「日常の業務もインドにアウトソーシングしてしまえばいい」といった、字だけを追っていると反感を買いそうなこともたくさん書いてあるので、素顔の Tim がどんな人物かには非常に興味がありました。 先日、Tim Ferris が Scob
David Allen gives the keys to GTD on YouTube GTD の生みの親 David Allen が Google で行なったプレゼンのビデオが Youtube にアップされています。今まで音声ではけっこう聞いてましたが、生の動く David は初めて見るかもしれません。 40分あまりのこのビデオで David は本では読む事のできない「 GTD の哲学」について時間をかけて解説していて、見応えがありました。身振り手振りに 時には大げさな声をまじえて、まるでハイスクールの学生のようなひょうきんなプレゼンテーションなのも面白かったですが。 ビデオの中で David は GTD の考え方が東洋武術のような「即応力」にあると語っています。 たとえば武術の達人なら暗い路地で4人の暴漢に突然襲われても自分を守ることができるはずですが、それはどんなパンチを繰り出そう
Test Your GTD-IQ あなたのストレスフリー度を診断してくれる『GTD IQ』| 百式 GTD の待望の続編、Making it All Work の出版記念に、「GTD の IQ を確かめる」というサイトが登場しています。「本がまだ届いていない」「訳がでるまで読まない」という人でも、新しい本に展開されている論旨の一端を味わうことができます。 このテストは 18 問の、I feel like things are falling through the cracks 「私はやるべき物事を取りこぼしている気がする」とか、My day to day activities are aligned with my larger goals 「私の毎日の活動はより大きなゴールと一致している」といった質問に対して、Disagree 「同意しない」・Agree 「同意する」といった5段階で答
GTD がアメリカで爆発的に流行して数年が経ちましたが、彼の地でも人気は一巡して、だれもが GTD について一通り知っているかのように振る舞っている空気が漂っています。 日本ではといいますと、2005 年に GTD を紹介したころに比べて認知度は高まったものの、知っている人は知っているという程度のような気がして、大きな流行となる以前にしぼんでしまった感があります。 しかし、GTD をとりまくアプリケーションやサービスの状況は数年前よりも格段にそろってきていて、今では自分にあった GTD の実装をいろいろと選べるようになってきています。 いろんなアイディアが出そろった今だからこそ、このへんで GTD をもう一度復習して、多くのブログで網羅されたベストプラクティスを集めてみたいと思い、これから毎週火曜日は GTD の日ということで連載にしたいと思います。 だんだん仕事を任されはじめて忙しくなっ
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