横浜DeNAベイスターズが、本拠地を運営する株式会社横浜スタジアムに対する友好的TOB(株式公開買い付け)を行い、買収することが13日、分かった。100億円規模の買収額となる見通しで、9日に双方の経営陣が会談し、合意した。2012年の新球団発足後、年々観客動員を増やす中、横浜の政財界から期待の声が上がり実現。今後はグラウンドの天然芝化や観客席の増設など、球団が進める「コミュニティー・ボールパーク化」が、よりスピーディーに展開される。 DeNAが、ついに球団と球場の経営一体化を果たす。9日に球団の経営陣が横浜スタジアムの経営陣と、友好的TOBの実施で基本合意した。買収額は100億円規模となる見込みで、年内にも過半数の株式取得を目指してDeNAグループの資金で球団が公開買い付けを開始する。その後、来年3月末の開幕前後に、TOBを完了する見込みだ。 これまで球団と球場は完全な別会社だった。経営統