「eスポーツの急な盛り上がりに正直戸惑っている」「選手は置いていかれている感じがする」——8月21日に開催されたポップカルチャーとテクノロジーのイベント「YouGoEX 2018」で、現役のプロゲーマーなどゲーム関係者らが、日本のeスポーツの現状や課題、今後の展望について議論した。今年に入って日本では急に「eスポーツ」という言葉が各メディアで大きく取り上げられ、現場では戸惑いの声も少なくないという(Twitchのアーカイブ)。 日本は韓国や中国などの近隣国や欧米諸国と比べ、“eスポーツ後進国”といわれていたが、今年2月に日本国内のeスポーツ普及を推進する新団体「日本eスポーツ連合」(英語名:Japan esports Union、JeSU)が設立され、賞金付き大会を開催したり、大会の成績上位者にプロライセンスを発行したりと、業界として大きな動きがあった。 また、吉本興業がeスポーツ事業への