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bookと§ カオスに関するakihiko810のブックマーク (2)

  • 1152 夜 | 松岡正剛の千夜千冊

    この人の『TOKYO STYLE』を見たときは、やられた。湾岸戦争の余波がやまない一九九三年あたりだったか、分厚いカラー写真集で、京都書院が版元(のちに倒産した)、一二〇〇〇円だった。一〇〇空間くらいのアパートの部屋のカラー写真ばかりがぎっしり詰まっていた。ひとつとして整然とした部屋はない。 住居人はDJ見習い、サーファー、マンガ家、カメラマン、オーディオメーカーに勤める若めの夫婦、デパート店員、いろいろだ。部屋はすべて乱雑、雑然、混雑していて、壁にも机にもトイレにも窓際にも玄関にも、その住人のフェチな愛着が所狭しとこびりついている。 その部屋を三点から六点ほどのカットで撮影してある。すべての写真にキャプションがついていて、それが心やさしい応援歌か、弁護団の説明のようになっていた。そこには有機的混沌があった。超文脈的文物共鳴があった。これは、やられた。こういう写真集こそ、見たかった。 都築

    1152 夜 | 松岡正剛の千夜千冊
  • 映画のシナリオと原作小説の間について考えてみた

    憲男★『サイケデリック・マウンテン』絶賛発売中!!! @chimumu バツグンに頭がよく、強大な敵の創出は、物語を面白くしてくれるが、なかなかこれが難しいということを、断続的につぶやいておるのだが、小説『虐殺器官』(伊藤計劃著)には、ジョン・ポールという変わった敵が出てきて、これが大変に妙味深かった。 榎憲男★『サイケデリック・マウンテン』絶賛発売中!!! @chimumu ジョン・ポールが入国すると、しばらく後には、その国や地域の政情が不安定になり、紛争や内戦が勃発し、血の雨が降る。故にCIAからも国防省からも、殺せという命令が出ているテロリスト(?)である。このキャラクターの造形がまず鮮烈だ。 榎憲男★『サイケデリック・マウンテン』絶賛発売中!!! @chimumu どのような手法よってジョン・ポールは虐殺の祭典を引き起こしているのかという謎に、読者の関心はまずは注がれるのだ

    映画のシナリオと原作小説の間について考えてみた
    akihiko810
    akihiko810 2013/03/09
    小説『虐殺器官』(伊藤計劃著)
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