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  • 河合優実主演『ナミビアの砂漠』の強烈なオリジナリティ 山中瑶子監督による“決意の一石”

    『バービー』(2023年)、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020年)、『82年生まれ、キム・ジヨン』(2020年)など、近年至るところで、差別的な環境に生きる女性が主体的な生き方を模索する姿を力強く描く映画が製作されている。そんななか、圧倒的に個性的でありながら、これらの作品に並ぶほどの衝撃を放つ作品が、日からも出現することとなった。それが、山中瑶子監督、河合優実主演の『ナミビアの砂漠』である。 その軽やかながら、凄まじい強度を併せ持った内容は話題を呼び、映画館で満席の回が続くなどの活況をもたらした。心が撃ち抜かれたり、ワイルドな道を歩む主人公に共感したという観客の声も後を絶たない。しかしそれでもなお、この映画は十分に評価されているとはいえないのかもしれない。なぜなら作『ナミビアの砂漠』は、社会における変革の過渡期といえる、この時代のカルチャーを代表する一作になったり、世界の映

    河合優実主演『ナミビアの砂漠』の強烈なオリジナリティ 山中瑶子監督による“決意の一石”
  • 『ティファニーで朝食を』日本人への偏見「ユニオシ」の変化と、真田広之がたどり着いた栄冠の意義 | THE RIVER

    『ティファニーで朝を』日人への偏見「ユニオシ」の変化と、真田広之がたどり着いた栄冠の意義 public domain 第76回エミー賞では、「SHOGUN 将軍」が作品賞や主演男優賞(真田広之)など最多で総取りする歴史的快挙となった。長年ハリウッドで孤軍奮闘し、“正しい日描写”のために戦い続けた真田の努力がようやく報われた。なおも真田は、「今後の業界、若い俳優たちに大きな布石になる」と、次世代への思いを馳せる。 日人が米テレビ界の最高峰として認められるまでには、途方もなく長い道のりがあった。その苦節の原点のひとつとなるのは、1961年公開のオードリー・ヘプバーン主演映画『ティファニーで朝を』の“ユニオシ”だと言えるだろう。 ユニオシは白人俳優のミッキー・ルーニーが演じた日人カメラマン。ヘプバーンが演じた主人公ホリー・ゴライトリーのアパート階上に住み、ホリーが流すレコード音楽に口

    『ティファニーで朝食を』日本人への偏見「ユニオシ」の変化と、真田広之がたどり着いた栄冠の意義 | THE RIVER
  • インディーズからシネコンへ! フィーバー真っ只中の話題作『侍タイムスリッパー』の魅力に迫る安田淳一監督インタビュー 前編|映画秘宝公式note

    インディーズからシネコンへ! フィーバー真っ只中の話題作『侍タイムスリッパー』の魅力に迫る安田淳一監督インタビュー 前編 8月17日からインディーズ映画の聖地・池袋シネマ・ロサで単館上映されるや否や、自主映画の枠を超えた完成度から、瞬く間に口コミで面白さが広がり、9月13日にはシネコンなどを中心に全国100館以上で拡大上映された『侍タイムスリッパー』。 映画でお馴染みのタイムスリップものでありながら、幕末の侍が現代の撮影所で斬られ役を務めるという、今までありそうでなかった斜め上を行くアプローチと、時代劇への愛に溢れた内容から、東映京都撮影所が撮影に協力。気を衒わず、登場人物の心の機微を真っ直ぐに描いたドラマ、そして主演の山口馬木也さんをはじめ出演者たちの名演技などもあって、多くの観客を動員。各界の著名人も賛辞を送っている。 今回、拡大上映が始まる直前に監督の安田淳一さんにインタビューを敢行

    インディーズからシネコンへ! フィーバー真っ只中の話題作『侍タイムスリッパー』の魅力に迫る安田淳一監督インタビュー 前編|映画秘宝公式note
  • 映画『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督にロングインタビュー

    映画『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督にロングインタビュー自己責任を押しつける社会に疑問を投げかける。「混沌として怠惰でいることは別におかしくない」 ワガママで暴力的で、口を開けば出まかせばかり。傍若無人な主人公カナを中心として、とびきりエッジィに、けれども細やかに、現代日をサバイブする若者たちの肖像を切り取った『ナミビアの砂漠』(9月6日公開)。作は山中瑶子監督やクルーの、“面白いものをつくる”というシンプルな情熱であふれている。その背景にある問題意識や、込めた思いについて、27歳の俊英がいま紡ぐ言葉の記録。 ──5月のカンヌ国際映画祭では、国際映画批評家連盟賞の受賞おめでとうございます。一度カンヌを後にして、パリ旅行中に呼び戻されたんだとか? そうですね。カンヌの喧騒から抜けて、パリに着いたばかりのときに電話をもらいました。「なんかの賞を取ったようです」と。パルム・ドールなどオフィシャ

    映画『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督にロングインタビュー
  • 『カメ止め』ムーブメント再来か!『侍タイムスリッパー』安田淳一監督インタビュー – シネマカラーズ

    自主映画でありながら、時代劇。武士が落雷によって現代の時代劇撮影所にタイムスリップし、「斬られ役」として生きていく覚悟をするタイプスリップ時代劇コメディ。すでにSNSで大きな話題となっているが、米農家でもあり、作を手掛けた安田淳一監督にインタビュー。 ――公開初日から絶賛クチコミの嵐、上映劇場が池袋シネマ・ロサなので『カメラを止めるな!』のムーブメント再来を感じました。前評判はいかがでしたか。 安田監督 公開前に映画祭や試写会などで合計3回上映したんですけど、すごく反応が良くて。終わった後にSNSで絶賛の声が多くて賑わったんです。僕も会場で一緒に観たんですけど、お客さんがゲラゲラと声を出して笑ってくれて、エンドロールがはじまる頃には拍手が起きていました。 実は『カメラを止めるな!』を目指して作ったんですけど、あの作品は脚と構成が発明的。これはまねできないな。でも、上映中の笑い声と最後に

    『カメ止め』ムーブメント再来か!『侍タイムスリッパー』安田淳一監督インタビュー – シネマカラーズ
  • 山中瑶子監督が語る『ナミビアの砂漠』。無意味に過ごす時期があってもいいし、一生それでもいい | CINRA

    カナ(河合優実)は脱毛サロンで働く21歳。甲斐甲斐しくカナの世話を焼く彼氏・ホンダ(寛一郎)との同棲中に、クリエイターのハヤシ(金子大地)と関係を持つ。そしてホンダと別れハヤシと同棲生活をスタートさせるのだが、カナは次第に心のバランスを崩していく――。 9月6日公開の『ナミビアの砂漠』は、デビュー作『あみこ』で注目を集めた山中瑶子監督の約7年ぶりとなる長編映画。主演を務める河合優実に当て書きしたという「カナ」は、破天荒で自己中心的だが、自身の心の声を聞き逃さない純粋さと賢さがある、目が離せなくなる魅力を持った主人公だ。 山中監督はこのカナという人間をどのように描いていったのだろうか。またどうしてカナを描こうと思ったのか。記事では、山中監督とプライベートでも交流がある、「肌蹴る光線」(映画の上映 / 執筆活動を軸としたプロジェクト)の井戸沼紀美を聞き手に迎えインタビューを実施。いまを生きる

    山中瑶子監督が語る『ナミビアの砂漠』。無意味に過ごす時期があってもいいし、一生それでもいい | CINRA
  • 『ぼくのお日さま』奥山大史監督インタビュー。ハンバートハンバートの楽曲、池松壮亮との出会いが与えたもの | CINRA

    『ぼくのお日さま』奥山大史監督インタビュー。ハンバートハンバートの楽曲、池松壮亮との出会いが与えたもの 雪の降る地方の街を舞台に、すこし吃音のある少年とフィギュアスケートを学ぶ少女、選手になる夢を諦めたコーチのつながりを描く『ぼくのお日さま』が、9月13日に全国で公開される。 長編デビュー作となる『僕はイエス様が嫌い』で『第66回サンセバスチャン国際映画祭』最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史(おくやま ひろし)による初の商業映画で、監督・撮影・脚・編集と映画制作の一連の流れを自ら務めている。 フィギュアスケートを習っていた奥山自身の記憶も反映されている作では、成長の過程にある子どもたちの心の機微と、淡くてもろい人間関係が美しい映像で紡ぎ出される。ハンバート ハンバートの楽曲“ぼくのお日さま”と、スケートのコーチ役を演じた池松壮亮との出会いを通して構想が固まっていったという作について、

    『ぼくのお日さま』奥山大史監督インタビュー。ハンバートハンバートの楽曲、池松壮亮との出会いが与えたもの | CINRA
  • 五十嵐耕平×太田達成 システムが取りこぼしてしまう偶然性を、拾い上げる映画作り | NiEW(ニュー)

    『べネチア国際映画祭 べニス・デイズ部門』日映画初のオープニング作品に選ばれた、五十嵐耕平監督の最新作『SUPER HAPPY FOREVER』と、『ベルリン国際映画祭』をはじめ世界10以上の国際映画祭から招待された太田達成監督の初劇場公開作『石がある』。一方は海辺のリゾート地に遊びに来た友人たちが振り返る、かつて出会ったある人の記憶の話。もう一方は川で偶然出会った2人の、石をめぐる不思議な冒険物語。9月に公開されるこの2つの作品は、どちらも、旅先で偶然出会った人々が過ごす、奇跡のような時間を映し出した映画だ。 ともに東京藝術大学大学院の出身で、互いの作品にも協力し合う関係の2人。「映画を作るときに大切にしている部分は共有している」(五十嵐)と語るように、通じ合う部分の多い2人でいながら、それぞれの映画の放つ魅力は似ているようでまったく違う。どんなふうにこの2つの映画が生まれたのか、お互

    五十嵐耕平×太田達成 システムが取りこぼしてしまう偶然性を、拾い上げる映画作り | NiEW(ニュー)
    akihiko810
    akihiko810 2024/09/07
    五十嵐耕平監督と太田達成監督の対談記事 それぞれの監督作『SUPER HAPPY FOREVER』と『石がある』
  • 「趣味も将来の夢も特にナシ。彼氏はとりあえずいて…」19歳でデビュー、史上最年少でカンヌ受賞した女性監督がとらえる“ふつうの女の子”像 | 文春オンライン

    もしあなたが20代なら、この映画は絶対に観てほしい。あるいはこれから20代になる人も、かつて20代だった人も。9月6日(金)に公開される『ナミビアの砂漠』は、2020年代の日の街で生きる若者の生活や人間関係を、そのままスクリーンに映し出したような作品だ。 21歳。仕事は脱毛サロンのスタッフ。趣味は特にナシ。将来の夢も特にナシ。彼氏はとりあえずいて、泊まれる部屋がほかにもある。いつも一緒なのはケータイとタバコ(紙ときどき電子)。そんな主人公カナを、俳優・河合優実が自然に演じている。 そして、脚と監督を務めたのは、19歳のときに初めて手掛けた『あみこ』(2017年)がベルリン国際映画祭をはじめ各国の映画祭で評判となり、一躍その名を知らしめた山中瑶子。格的な長編第一作となった作も、今年のカンヌ国際映画祭で独立賞の一つである国際映画批評家連盟賞を受賞しており、「若き才能が爆発した傑作」と絶

    「趣味も将来の夢も特にナシ。彼氏はとりあえずいて…」19歳でデビュー、史上最年少でカンヌ受賞した女性監督がとらえる“ふつうの女の子”像 | 文春オンライン
    akihiko810
    akihiko810 2024/09/07
    『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督インタビュー
  • ほとんど台詞はなく、ドラマティックな出来事も起きない。それでも…映画『石がある』が海外で激賞されている“ニッポン人が知らない理由” | 文春オンライン

    『石がある』という素朴なタイトルのこの映画がもたらす驚きは、表現するのが難しい。川辺で出会った男女が水切り(石を投げて川面で跳ねさせる遊び)や石積みなどで遊びながら歩いていく。ほとんど台詞はなく、目立ってドラマティックな出来事は起こらない。といって退屈でも難解でもなく、思わずくすくす笑ってしまうユーモアと、時にはサスペンス映画のような緊張感もある。観終わった後に、「こんな映画は観たことがなかった」という思いが頭の中で反響した。 作品HPによると、日での公開前に世界10以上の国際映画祭から招待され、韓国の第24回全州国際映画祭ではインターナショナル・コンペティション部門でグランプリを受賞。仏映画誌『カイエ・デュ・シネマ』では日映画として異例のレビュー枠を獲得したほか、韓国映画誌『FILO』では20ページ以上の特集が掲載された。 「とても美しく、とても感動的でした。これほどシンプルに奥行

    ほとんど台詞はなく、ドラマティックな出来事も起きない。それでも…映画『石がある』が海外で激賞されている“ニッポン人が知らない理由” | 文春オンライン
  • 『ナミビアの砂漠』公開記念 山中瑶子監督インタビュー | ニュース&トピックス | Bunkamura

    優れた映画の中には、観たときの自分の感情を瞬間凍結してしまうような作品があります。未来の自分が振り返って、いつでもその瞬間の感情をそのまま取り出し解凍できるような、あるいは過去の自分がまるでちょうどその映画のことをずっと待っていたのだと感じられるような作品です。 2024年5月17日、第77回カンヌ国際映画祭の会場で『ナミビアの砂漠』を観たとき、まさにその感覚にとらわれました。Carne BollenteのTシャツを纏う主人公カナをカメラがとらえたオープニングからラストシーンまで、圧倒的に「今」を感じさせる映画でありつつも、それが記号的な「今っぽさ」ではなく、過去と未来をつなぐための確かな「今」として立ち上がってくる──まぎれもない大きな喜びに満ちた上映でした。 作はカンヌ国際映画祭の現地でも高い評価と話題を呼び、山中瑶子監督は「国際映画批評家連盟賞」を史上最年少で見事受賞されました。あ

    『ナミビアの砂漠』公開記念 山中瑶子監督インタビュー | ニュース&トピックス | Bunkamura
  • 「アフターサン aftersun」クィア・リーディングを通してわかったこと|vincent-tenihore

    *この記事はネタバレを含みます。 私の考察の軌跡を記録したものですので冗長な点はご理解ください。 ラストシーンの考察だけに興味ある方は「三つの根源と死の真相」「クラブシーンの意味」辺りを読んで頂ければ良いかと思います。 第一層 映像映画「Aftersun アフターサン」を観ました。 父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 https

    「アフターサン aftersun」クィア・リーディングを通してわかったこと|vincent-tenihore
    akihiko810
    akihiko810 2024/09/06
    ]重層的で、不穏で不思議な映画だということはわかった
  • 『愛に乱暴』森ガキ侑大監督 ワンシーン・ワンカットのフィルム撮影【Director’s Interview Vol.428】|CINEMORE(シネモア)

    CINEMORE(シネモア) Director‘s Interview 『愛に乱暴』森ガキ侑大監督 ワンシーン・ワンカットのフィルム撮影【Director’s Interview Vol.428】

    『愛に乱暴』森ガキ侑大監督 ワンシーン・ワンカットのフィルム撮影【Director’s Interview Vol.428】|CINEMORE(シネモア)
  • 『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督×河合優実 運命的に出会った二人が生み出したもの【Director’s Interview Vol.429】|CINEMORE(シネモア)

    山中瑶子監督が19歳で自主制作した映画『あみこ』(17)。河合優実は、まだ何者でもなかった高校3年生の時にこの作品を観ていた。『あみこ』に刺激を受けた河合は「女優になります」と書いた手紙を山中監督に手渡し、「いつか出演したいです」と伝えたという。そんな運命的に出会っていた二人から生み出されたのが、作『ナミビアの砂漠』だ。そして2024年5月のカンヌ国際映画祭。監督週間で上映された『ナミビアの砂漠』は、女性監督として史上最年少となる「国際映画批評家連盟賞」に選出されることとなる。 エネルギーに満ち溢れ、世界から絶賛された『ナミビアの砂漠』は、いかにして生み出されたのか。出会うべくして出会った二人、山中瑶子監督と河合優実に話を伺った。 『ナミビアの砂漠』あらすじ 世の中も、人生も全部つまらない。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている、21歳のカナ(河合優実)。優しいけど退屈なホンダ(寛

    『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督×河合優実 運命的に出会った二人が生み出したもの【Director’s Interview Vol.429】|CINEMORE(シネモア)
  • 【特別対談】山田尚子×新海誠が語り合う、創作論から監督ならではの悩みまで―― : 映画ニュース - 映画.com

    対談した山田尚子監督と新海誠監督「けいおん!」「映画 聲の形」「リズと青い鳥」「平家物語」等で知られる山田尚子監督が、オリジナル劇場アニメーション映画を創り上げた。人が色で見えるトツ子と才色兼備のきみ、音楽好きのルイの3人がバンドを組む「きみの色」(8月30日公開)だ。公開に先立ち、「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締まり」の新海誠監督との特別対談が実現。独自の“色”を持つふたりが、創作論から監督ならではの悩みに至るまで、とことん語り合った。(取材・文/SYO、編集/大塚史貴) 新海:僕が最初に山田さんの作品に触れたのは「けいおん!」でした。社会的に大ヒットした作品ですが、アニメーションそのものの新しさや面白さ、楽しさ、可愛さすべてが当時衝撃で「キャリアや世代がかけ離れているような、自分から遠い人が作っているといいな」と思っていたんです。自分と全く違う属性の人が作っているなら耐えられる

    【特別対談】山田尚子×新海誠が語り合う、創作論から監督ならではの悩みまで―― : 映画ニュース - 映画.com
    akihiko810
    akihiko810 2024/08/30
    3人がバンドを組む「きみの色」
  • LGBTQ当事者を「便利使い」しないために。杉咲花さんと若林佑真さんらが映画『52ヘルツのクジラたち』で挑んだ課題と希望

    LGBTQ当事者を「便利使い」しないために。杉咲花さんと若林佑真さんらが映画『52ヘルツのクジラたち』で挑んだ課題と希望 トランスジェンダー当事者を置き去りにしない作品にしたい――その思いに『52ヘルツのクジラたち』のスタッフ・キャストはどう向き合ったのか。主演の杉咲花さんと監修の若林佑真さんが語った

    LGBTQ当事者を「便利使い」しないために。杉咲花さんと若林佑真さんらが映画『52ヘルツのクジラたち』で挑んだ課題と希望
    akihiko810
    akihiko810 2024/08/23
    映画『52ヘルツのクジラたち』
  • 言葉にできないことを、誰かと分かちあう。その体験が、生きる術となる(山田尚子監督×牛尾憲輔 インタビュー)

    山田尚子監督×牛尾憲輔 インタビュー ときに自分のコアを支える存在にもなる、「何かを”好き”だと思う気持ち」。 だからこそ、誰かにそれを打ち明けることは勇気も必要ですが、大切にしているものを分かち合ったり、自分とは違う誰かの「好き」を発見したりすることは、ひとりでは想像もつかなかったような新しい場所へと導いてくれることがあります。 三人の少年少女たちが、「自分らしさとは?」という、等身大の葛藤を抱えながら揺れ動く心模様を繊細に捉えた、映画『きみの色』(2024年8月30日公開予定)。音楽を通じて共鳴していく主人公たちの姿の中に、自分と誰かの世界が混ざり合っていくことの喜びと、そこから何かが変わっていくときの高揚感が、色彩豊かな映像表現で描かれています。 今作で4度目のタッグを組むことになった、山田尚子監督と音楽監督を務めた牛尾憲輔さん。お二人が創作する中で感覚的なものをどう共有しているのか

    言葉にできないことを、誰かと分かちあう。その体験が、生きる術となる(山田尚子監督×牛尾憲輔 インタビュー)
    akihiko810
    akihiko810 2024/08/17
    「きみの色」
  • 「久野遥子は多摩美のスターだった」大学同期の盟友が『化け猫あんずちゃん』で再集結した理由

    いましろたかしさんの漫画を原作としたアニメーション映画『化けあんずちゃん』が7月19日から公開中だ。 人間のように暮らす化けのあんずちゃんと、亡くなった母親に会いたいと願う少女・かりんとの出会いからはじまる不思議なひと夏の逃走劇。気鋭アニメ作家・久野遥子さんと日映画界の名手・山下敦弘さんの強力タッグがW監督を務めている。 制作は、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』のシンエイ動画と、フランスの新進気鋭スタジオ・Miyu Productionsによる日仏共同制作。 実写映像をトレースしてアニメーションを制作する技法「ロトスコープ」を採用。元となる実写版を、あんずちゃん役の森山未來さんら役者陣出演のもと、一映画として制作した。 映画『化けあんずちゃん』予告編 そんな『化けあんずちゃん』で監督である久野遥子さんと、作画監督の石舘波子さん、中内友紀恵さんは、多摩美術大学グラフィックデ

    「久野遥子は多摩美のスターだった」大学同期の盟友が『化け猫あんずちゃん』で再集結した理由
  • 「ここまでの成功は予想していなかった」『ソウルの春』キム・ソンス監督が語る韓国でヒットするポリティカル・ノワール

    韓国の近現代史を顧みるポリティカル・ノワールの成長 韓国で昨年11月に公開され、1300万人の観客動員を記録した映画『ソウルの春』。この作品は、1979年10月26日に、独裁者とも言われた朴正煕大統領が、自らの側近に暗殺された出来事から始まる。韓国ではここ10年程の間、近現代史を元にした映画が続々と作られているが、1979年の大統領暗殺を元に作られたのがウ・ミンホ監督の映画『KCIA 南山の部長たち』であり、『ソウルの春』はその直後のことがフィクションを交えながら描かれているのだ。 韓国では2010年代半ばあたりから、社会問題を盛り込んだノワールと呼ばれる一群が制作されるようになり、また韓国の近現代史を顧みるポリティカル・ノワールも増え始め、その観客動員数も500万人……1000万人……と徐々に支持を集めるジャンルへと成長していった。また、史実を元にした作品が次々と作られることで、観客はパ

    「ここまでの成功は予想していなかった」『ソウルの春』キム・ソンス監督が語る韓国でヒットするポリティカル・ノワール
  • オッペンハイマーと仁科芳雄 科学史家による映画『オッペンハイマー』考、補論 | 科学史家による映画『オッペンハイマー』考 | 伊藤憲二 | WEBみすず

    仁科芳雄の「伝記」を書いた人間として(1)、映画『オッペンハイマー』を観ると考えずにはいられないのは、仁科とオッペンハイマーの関係だ。彼らが直接会ったことは少なく、一見、あまりかかわりがないかのようではある。しかし、実は両者は深いところでつながっていた。そのことについて書きたい。 仁科芳雄とオッペンハイマーが直接会う機会はあっただろうか。二人がヨーロッパにいた時期は一部重なっていたが、滞在場所がずれていた。どこかの学会で顔を合わせた可能性がないわけではないが、それがあったとしても記憶に残るような交流がなかったことは、のちの手紙でわかる。仁科は欧州留学から日に帰る前、1928年に米国各地を訪問し、12月にカリフォルニア工科大学やカリフォルニア大学バークレー校を訪問している。しかし、オッペンハイマーはまだそこに着任していなかった(2)。 結局、仁科がオッペンハイマーと直接会ったのは1950年

    オッペンハイマーと仁科芳雄 科学史家による映画『オッペンハイマー』考、補論 | 科学史家による映画『オッペンハイマー』考 | 伊藤憲二 | WEBみすず