勝手口のドアから外を覗くアユとリキ丸。 チェーンをかけて、ごく細くしか開かないようになっていますが、華奢なもみじはどうにかしてすり抜けて脱走したものでした。 それも2歳くらいまで。今はそれなりに貫禄がついて無理になってしまいました。 それでも必ず「開けて」と鳴いて、しばらく外を眺めています。 つられてリキ丸やアユが来るのも、もう毎日の習慣になってしまいました。 ふと、外にまわってすき間から私が覗きこんだら、みんなはどんな反応をするのか気になりました。 驚いて、にゃーにゃー鳴くかも、いやすき間から手を伸ばしてくるかも、という予想はまったく的外れで、猫たちは私と視線を合わせることもなく、静かにどこかを見ているのでした。 お、お母さんだよ! ちょっと焦りました。 「お母さん、よっぽどヒマだにゃあ」とでも言いたげな冷たい眼差し… そのとおり。 この時間は厨房の給湯器が壊れて業者さんが入り、何もでき
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