来年に開催されるサッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会。その1年前にW杯の前回大会の覇者、開催国、そして各大陸の王者の計8カ国が開催国に集まって戦うコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)──。 6月中旬から始まり、W杯本大会の展開を占う前哨戦として注目を集めたこの大会の決勝は、大方の下馬評通り、W杯前回大会優勝国のスペイン代表と次大会のホストであるブラジル代表が激突。接戦になるかと思われたが、予想外の3―0というスコアでブラジルが快勝し、コンフェデ杯3連覇を果たした。 この決勝を含めた世界の強豪国の戦いぶりは、詳細なデータがまとまってから振り返るとして、今回はグループリーグで3連敗を喫して大会を後にした日本代表のパフォーマンスを、データに基づいて検証してみたい。 2点以上を失うと試合に勝てない アジアチャンピオンとしてこの大会に参加した日本代表。W杯アジア最終予選を終えて休む時間
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