新しいWebSiteをオープンする時、ある日突然切り替わっているというのが普通。時に大々的にカウントダウンをするというケースもある。しかし、「新しいWebSiteを作るから古いのをみんなでぶっ壊そう!」という趣向はかつて無かった。 clas ohlsonなるスウェーデンの工具ブランドは、自社サイトに訪れるユーザーに対して、ドリルやチェーンソー、金槌といった工具でWebSiteをぶっ壊す機会を提供。そして、破壊したピクセル数に応じて、新しいWebSiteで使えるショッピングポイントをプレゼントした。 「破壊することによる快感」って多くの人が共通して好むのではないかと思う。それを、古いWebSiteを使ってイベント化するという発想と「工具ブランド」が上手く結びついていて気持ちの良い企画だ。新しいWebSiteへの関心や利用に繋がっているのも素晴らしいです。

損害保険会社 Bradescoのe-Magazine広告。気持ちよく指でページをめくっていくと...。 「無意識の行動の上にサプライズを用意する」というのは、最近の自分の仕事のテーマの1つでもあり、とても興味深いです。