Java SE 8では、ラムダ式の導入に伴い、並列処理の実装を容易にする新APIとして「ストリームAPI」が追加された。その効果的な使い方を、前回の記事に続いて米国オラクルのスチュアート・マークス氏が解説する。 >> 前回の記事はこちら 前回は、米国オラクルでJava SEの仕様策定をリードするスチュアート・マークス氏によるラムダ式の基礎解説をお届けした。今回はその続編として、Java SE 8でラムダ式のサポートに伴って導入された新機能「ストリームAPI」に関するマークス氏の解説をお届けする。 ※本記事は、2014年5月に東京で開催された「Java Day Tokyo 2014」におけるスチュアート・マークス氏のセッション「Lambda式とストリームAPI、並列処理の詳細」を基に構成しています。 パイプラインや並列処理をスマートに実装できるJava SE 8の新機能「ストリームAPI」